さようなら「藤丸」

こんにちは、インテリアコーディネーターSです。

昨日、道東唯一のデパート藤丸が122年という長い歴史の幕を閉じました。

最終日のセレモニーでは、大勢の市民が最後のシャッターを降ろす瞬間を見守り

閉店後の店内で社長の藤本長章社長が、何度も「ありがとうございました」と

スタッフに頭を下げていた姿が印象的でした。

閉店当日こそは行けなかったものの

私も先週、藤丸に行ってきました。

7階の特設会場で「おめざ市」が開催されてたこともあって

ここ数年見たことがなかったくらいの人、人、人。

こんな賑わいが続いていたらと思わずにいられませんが

そういう私も、藤丸に行くのは年に数えるほど

郊外に大型店やショッピングモールが次々と出来

加えてネットショップで買うことが多くなった昨今

時代の流れと言えばそれまでですが

もっと藤丸に行っていたら・・・と思った方も多かったのではないでしょうか。

安住アナも番組で言っていたみたいですが

(安住アナのコメントは、こちら

子供の頃から当たり前にあった藤丸が姿を消すのは本当に寂しい限りです。

昭和5年に、本格的な百貨店として現在地に建設された藤丸

道東初のエレベーターを設置し

屋上では小動物が飼われていたようです。

その当時の藤丸、行ってみたかったですね。

昭和30年頃の藤丸。雨漏りのため屋上には屋根がかけられたそうです。

同じ方向から見た昔と現在の藤丸方面

左の画像は「三丁目の夕日」みたいな風景ですね。

現在は、新会社が藤丸の再建に向けて始動中とのことですが、再開は早くても1年以上先とか

どういう形態になるにせよ

1日でも早く、また藤丸のネオンが輝きますように。

ありがとう藤丸さん、本当にお疲れさまでした。