ナチュラルモダンの家  /音更町N邸

夢の実現のために様々な情報を収集し、いろんな住宅会社と話をしたものの、なかなか思いが伝わらず住宅建築をあきらめようと思った時に、音更町・N様ご夫妻はCubeチセと出会いました。

N様のお宅は北欧テイストがふんだんに盛り込まれたナチュラルモダンデザインの家です。

LIXILの大開口スライディング窓「LW スライディング」を採用。

窓のフレームが室内側からは見えないので視界を遮ることなく、外の景色が窓いっぱいに広がります。一方、窓の外に設置した格子デザインのアウターセットを閉じると、日差しや視線をコントロールできます。

玄関からリビングまでつながる土間は、モールテックスを採用。壁面とフラットにしたハイドアもこだわりの一つです。

オーク材のフローリングと天井に貼った桧の小幅風羽目板、共にクリア塗装なのでそれぞれの木の表情が美しい空間になりました。

約5メートルのキッチンは既製品と造作を組み合わせたオリジナル。60センチ幅の海外製と決めていた食洗機はボッシュを採用しました。

2階ホールの手すりは、木目が美しいタモ材とガラスを使ってデザインしています。

建築家が好んで使うことが多いシナベニアを目透かしで貼ったご主人の部屋のロフト部分。

部屋の一面の壁は木毛セメント板で仕上げたご主人秘蔵のギターのディスプレイコーナー。飾り切れないギターは、ロフト下の収納に。

タイルや水栓にもこだわった洗面コーナーはトイレの手洗いも兼ねています。

リビングの天井にも採用した小幅羽目板。天井までつなげて一体感を出すために、あえて窓はつけていません。

リビングのペンダントは、ニューヨークのMOMA美術館の永久保存コレクションとなっているネルソンのバブルランプ。欠品していた商品を奥さまが根気よく探して手に入れた思い入れのあるライトです。各所に奥さまこだわりの照明器具や有名デザイナーの家具がさりげなく置かれています。

北欧モダンのデザインがお好きな奥さま。建築家のホームページや書籍を参考にしながら、いろんな住宅会社と話をしたものの、なかなか思いが伝わらず住宅建築をあきらめようと思ったこともあるそう。

cubeチセ末守恭子 「夢の実現のために収集したたくさんの情報、やりたいあれこれ、住宅へのあふれる想いがいっぱいだった奥さまとの打合せはいつも長時間。ラインのやりとりも山のようでした(笑)。いつもとは少し違うテイストのご住宅、はじめて使う製品やデザインなど、私自身も悩んで形にしていくのが楽しくもあり、とても勉強になったお家でした。巡り巡って、辿り着いていただいた当社。理想の家になりましたと言っていただいたのが何よりのプレゼントです」。

写真 Commercial Photo / Movie  SWITCH