多国籍なインテリアで毎日嬉しくなる家づくり 帯広市Oさま

「引っ越して2年経ちますが、いまでも家に帰ってきた時に嬉しくなります」

帯広市北部の、緑地に面した閑静な住宅街。「お出かけや旅行から帰ってきてもときめきが続くような家。日常が楽しくなりました」と笑顔で語ってくれたのは、ご夫婦と息子さんの3人家族でこの家に暮らすOさんです。

20年ほど前に購入して住んでいた中古住宅から、ヨーロッパのカントリースタイルを得意とする帯広市のcubeチセ(担当:末守恭子さん)の家に建て替えました。

ステンドグラス越しの柔らかな光に包まれる玄関は奥様お気に入りの空間です。優しい色合いのタイルは平田タイルの「ピエドゥラ」のミックス貼りを使用しています。

LDKは漆喰の壁とパインの無垢材フローリングでナチュラルな雰囲気。

キッチンには、コンロやシンクから独立したアイランド調理台を設けました。広い空間を必要とする贅沢な造りですが、海外ではよく見られるスタイルです。
「海外ドラマの影響もあり、見た目が好きでこのスタイルを選びました。造作の食器棚も含め、収納力も抜群です」

可愛らしい絵柄が気に入って選んだメキシコタイル。
「好きなものに囲まれて暮らしたい」という思いを詰め込んだ結果、自然と多国籍なインテリアになったといいます。

ダイニングのアクセントクロスは一目惚れしたイギリスのハーレクイン社のものです。
奥の扉を開けると…

そこはサンルーム。「洗濯物は乾燥機より天日干し派」という奥様の希望で造りました。
「雨の日も慌てる必要がなくなりました。明るくて気持ちの良い部屋で、ポイントにランダムミックスのボーダーをあしらったタイルの床も気に入っています」

サンルームからは外にも出られる造りです。庭にはミニチュアの家のような物置も。

水回りもオリジナルの造作棚で使いやすく。洗面台下には脱衣かごが収まるようになっています。

(写真左)家事室には作業台のほか、ハンガーを掛けられるポールを設置。スチームアイロンも手早くかけられます。
(写真右)トイレの手洗いには魚モチーフのタイルとボウルを合わせて。

2階のセカンドリビングは鮮やかなヤマアラシ柄の壁紙。1階とはスタイルを変え、ポップな雰囲気を楽しんでいます。

壁一面の本棚を設けたご主人の部屋は趣味を満喫できる空間です。

アクセントクロスには、フリンジを生かしたデニム壁紙(シンコール社、SW4399)を採用。質感を感じさせるインディゴカラーは大人の男性の部屋にもぴったりです。

写真左下はご主人の、右下は奥様の部屋の一部。釣り具やバッグなどお気に入りのものをディスプレイしながら収納できる棚を造作しました。

将来は一階だけでも生活できるよう、LDKの隣には寝室としても使える部屋を設けました。

「やりたいことが全部できる!と感じながらの家づくりでした」

家づくりについてのお話を伺いました。

cubeチセとの出会いは?

出会いはWebサイトです。
https://co-cube.jp/works/

掲載されていた施工事例が気に入って事務所へ行ったら、まるでモデルハウスみたいに可愛くて。似たスタイルの家を建てる会社はいくつか見ましたが、チセさんはデザインも質感もダントツに良かったですね。

具体的にどんな点が違いましたか?

見た目がもう違うんです。塗り壁ひとつとっても素材や厚み、職人さんの塗り方が違うようで質の良さを感じました。築年数が経っているのにきれいなままで、耐久性も感じましたね。
木製サッシの窓もポイントのひとつ。他社にもありましたが、チセの窓は外側が樹脂被覆しているのでメンテナンスが必要ないし、網戸が金属製で破けづらいのが魅力でした。

メンテナンスのしやすさは重要ですね。

そうなんです。キッチン(クリナップ)、お風呂(TOTO)、洗面台(アイカ)などの設備も自由にメーカーを選べたので、自動洗浄つきのものなど手入れしやすさ重視で選びました。フルオーダーの住宅で造作家具も多いので色々なものがオリジナル仕様になっているし、インテリアが素敵なだけでなく暮らしが楽なのが嬉しいです。

打ち合わせや工事中はどうでしたか?

担当の末守さんは女性なので、メインで家づくりを考えた妻とも主婦目線で話が通じやすかったですね。社長も気さくで優しくて、やりたいことが全部できると感じながらの家づくりでした。

工事中は、現場に行くと大工さんがきさくに話してくれたので、見に行きやすくて嬉しかったですね。

建て替えで、仮住居が必要だったのですが、チセさんの所有しているメゾネットタイプの住居を貸してもらえたのもとてもありがたかったです。

住み心地はいかがですか。

どこへ行っても暖かくて快適。前の家は冬場はストーブに貼り付いているような感じで、暖房費も大変だったので本当に嬉しいですね。
素敵なデザインの中で暮らせることはもちろん、お友達を招くと毎回褒めてもらえるのも嬉しい。暮らしの折々で、「いい家に住まわせてもらっているな」としみじみ感じています。

写真 Commercial Photo / Movie  SWITCH