2010年完成、帯広市のH邸は総2階の三角屋根にシンメトリーに配された窓など、シンプルで美しいデザインが印象的です。
古材の梁を渡した雰囲気のあるダイニング。イギリスのアンティーク・テーブルやいすはcubeチセが運営するインテリアショップ「アンティーク・チセ」のもの。
ダイニング・キッチンの床には掃除がしやすく雰囲気も良いテラコッタ調のタイル。シャビーに仕上げた造作キッチンは奥さまが現場に赴いて、ダメージの具合を確かめながら制作した思い出の品です。
羽目板に使っている材料も古材を使用。背面の食器棚はHさんが持っていた輸入家具を白く塗装して古びた仕上げにしています。
キッチンからの眺め。
洗面化粧台も造作が多いcubeチセですが、今回Hさんはイギリスのアンティーク・ミラーや、壁掛け照明を使いました。水栓や照明の柄は真ちゅう製で、塗壁の温かな雰囲気にぴったり。壁厚を使って歯ブラシ収納も造作しています。
ピンクの塗壁でかわいく仕上げたトイレ。もともとアンティークが好きだった奥さまの好みにぴったりな住まいになりました。