Feature
cubeチセの特長
十勝・帯広の株式会社cubeチセ(キューブチセ)は自然素材や古材、アンティークの照明や建具、オーダーの造作物などを活かしたヨーロピアンカントリースタイルの住宅を得意としています。アンティーク雑貨、家具の店(アンティークチセ)も運営し、カーテンや照明のほか、家具や小物などのインテリアを含めたトータルコーディネートに力を入れています。
また、ハウスメーカー勤務を経て、工務店の経営をしている社長(蓑島)は、その経験を活かし、プランニングはもちろんのこと、営業、工事管理、住宅ローンに関しての豊富な知識と経験、ハウスメーカーと工務店、どちらの立場も踏まえて、バランスの取れた住宅会社を運営していますよ
2005年に工務店「cubeチセ」を創業し十勝2×4協会にも加入。住宅の省エネ性能や耐久性、自由設計力の高い会社として十勝で地域密着型の家づくりをしています。
もし
- ヨーロピアンカントリーデザイン、あるいは北欧風、モダン系、インダストリアル系などの住宅デザインが好き
- 自然素材や古材、アンティークの家具や雑貨などが似合う家に住みたい
- 家事や子育て、趣味などライフスタイルを踏まえた暮らしやすい動線の間取りにしたい
- 省エネと住み心地を高めるための断熱気密性能、建築後のメンテナンス費用負担を抑えるために耐久性などの性能を重視したい
- 適切なアドバイスと提案、丁寧な打ち合わせをし、楽しく家づくりをしたい
とお考えになったら、cubeチセを一度ご訪問ください。住宅会社選びは家づくりにおいてとても重要です。「一生に一度の高い買い物をするなら一度で満足のいくものを」ここではそんな世界でたったひとつの家を造る株式会社cubeチセの特長と歩みを、社長やプランナーの家づくりに対する想いとともに紹介いたします。
住まいづくり全般への気配りで
「満足」の家づくりをサポート
代表取締役
蓑島克博(みのしま かつひろ)
cubeチセを設立する前、私はハウスメーカーの営業をしていました。多くのスタッフを抱えるハウスメーカーは、営業・設計・積算・施工など各部門ごとに専属のスタッフがおり、それぞれがその部署の専門家である代わりに家づくり全体の知識・経験を身に着けるのは非常に難しいと感じてきました。
なぜ後悔が残る家づくりになってしまうのか
私はハウスメーカーの住宅営業だったころ、疑問に感じたことがありました。それは「家は3軒建てなかったら満足できる家にならない」という話です。何十棟、何百棟とたくさんの家を建ててきた住宅会社なら、どんな家を建てたらどんな問題が発生するか、当然知識と経験があるはず。ならば、1棟建てたときに満足していただける家を建てられなければいけない。
工務店なら担当者が家づくり全般を理解した上で提案できる
家づくりの全体がわかるようになったのは2005年に工務店を創業して、お客様との打ち合わせから設計施工、アフターメンテナンスまで一通り責任をもって経験したからです。大手ハウスメーカーの分業スタイルでは見えなかった面も一通り自分で経験することにより、お客様に何か相談されたとき、設計、施工、コストなどさまざまな観点から実現できるかどうかのジャッジができるようになりました。
cubeチセでは家づくり全般をサポートする役目
cubeチセでは、お客様のご要望を丁寧に伺いながらプランニングを開始します。時間をかけてお客様の住みやすい家にすること、良い素材を選んで、時を重ねるほど味わいを増して愛着が深くなるような家づくりを心掛けています。私はお客様との打ち合わせや、プランニングのサポートをはじめ積算、住宅ローン、現場管理、建材の発注、アフターメンテナンスなどを担当しています。会社は帯広市内ですが、足寄町、大樹町、新得町、上士幌町など片道60キロあたりまで施工、アフター対応ができます。
過去にcubeチセで家を建てられたお客様が完成見学会に遊びにいらしてくれることもあるのですが「いいわね」と感想を言った後「でも自分の家が一番だわ」と帰っていく方が多い。これはとてもありがたいことです。そういうお客様のためですから、打ち合わせに時間がかかっても苦になりません。納得して建てていただき、期待以上の家にするのが目標。
お客様の思いに応え、喜んでいただける家づくりを続けていきたいと思っています。
顧客の要望を実現
丁寧な住宅デザイン・設計
二級建築士 インテリアコーディネーター
福祉住環境コーディネーター
末守恭子(すえもり きょうこ)
帯広出身の私は札幌の短大を卒業し、将来に向けて確かなスキルが欲しいと考えていました。そこでインテリアコーディネーターの資格をとったのが住宅業界へ入るきっかけになりました。
地元の建築会社に就職し、2級建築士の資格も取りました。二つの資格を活かし、住宅のプランニングや設計図の作成、お客様と照明、クロス、カーテンを選ぶ仕事をしているうちに、そういった家づくりやインテリアコーディネーターの仕事が面白いと感じるようになりました。
そんなときに、かちまいホームセンターに出展するモデルハウスのプランを任されたのです。
塗り壁・木製サッシ・三角屋根のモデルハウスが人気に
当時勤めていた住宅会社は大手ハウスメーカーの住宅のような、品の良さを重視した家づくりをしていましたが、私は三角屋根で塗り壁、木製サッシ、自然素材も取り入れ、海外のカントリー風のインテリアを取り入れたたある意味で今のcubeチセに近い家を企画しました。私が当時、自分自身が建てたい理想の家を海外の雑誌などを参考に考え、情報収集したものを盛り込んだモデルハウスです。チームのメンバーも私の提案に賛同してくれ、実際にモデルハウスとして実現しました。
すると、そのモデルハウスが、来場者アンケートで、展示場内の全モデルハウスの中で断トツの1位を獲得。一般の方だけでなく、建築関係の方々からも興味をもっていただき、大変な反響となりました。塗り壁の施工など、職人さんたちも今まで経験のないような仕上げだったので大変苦労したと思います。このモデルハウスで、私たちの建てた家には需要があると実感できたことは、その後に大きく影響していると思います。
顧客の要望を重視するために独立
その後、私が勤めていた住宅会社は、収益性などを重視するため自由設計の注文住宅から規格住宅へのシフトを図っていきました。規格住宅にして価格を抑えることで納得いただけるお客様もいるとは思いますが、私はお客様の要望を重視した自由設計の注文住宅を続けていきたいと思ったため、営業職だった夫の蓑島と独立を決意しました。
海外で憧れの住まいを体感
独立前の2004年に夫の蓑島(現cubeチセ社長)と一緒に欧米旅行に行き、まずアメリカに立ち寄って農耕や牧畜などで自給自足生活をしているアーミッシュの村を訪れました。石造りの家や、可愛らしい庭、暖炉、牧歌的な雰囲気など、当時私が海外の雑誌や本などで見て憧れた住まいがそこにありました。
その後、イギリスのコッツウォルズに向かった私たちが見たのは、緑の丘、田園風景の中に築300年以上の家が立ち並ぶ景色。どの家もとても可愛く、まるで絵本の世界の中にいるようで、こういう家に住みたい、建てたいとの思いを強くしました。
夫(蓑島)の理解&協力でヨーロッパに半年!
cubeチセが現在、ヨーロピアンカントリーの家づくりを中心に取り組んでいるのは、もともと私がそういうスタイルの家が好きだったのと、実際に現地でそういった家、街並みを体験できたことが大きな要因になっています。
独立前にどうしてもまたヨーロッパの街並みを見ておきたかった私は、しばらく留学することを決意します。夫(蓑島)も「社会に出てから改めて留学しようなんていう人は珍しい。助けてくれる友人も現地にいる。会社員なら長期滞在は無理だろうけど、今なら行けるだろう」と背中を押してくれました。
そんな彼はこれからの起業で資金も必要な中での渡英にあたり自身の大切な車を売って費用を捻出してくれました。そのおかげで、私は貴重な時間をヨーロッパで過ごすことができました。
念願のヨーロッパ滞在期間中はフランス、スペインなどを列車やバスで巡って街並みや建物をたくさん見てきました。プロヴァンス風、南欧風の住宅などが日本でも流行しましたが、そのような雰囲気の家以外にもさまざまなデザインの住宅がいろいろあり、とても勉強になりました。蚤の市なども訪れ、アンティークの雑貨や家具などもたくさん見て、家づくりとインテリアのヒントをたくさん得たことも現在の家づくりに活かされています。
最後の目的地であるロンドンでは4か月ほど滞在し、新鮮なアイデアをお土産に私は日本に帰ってきました。
その経験を活かし、住宅以外にもアンティークチセ(帯広市西20条南5丁目2-6)というアンティーク雑貨や家具の店を2009年の夏より始めました。以前からお店をやるのが夢だったこともありますが、ヨーロッパで素敵な雑貨、家具などのアンティーク品をたくさん知ったこと、そしてcubeチセが建てる家に似合うインテリア、家具などもコーディネートできると考えたからです。→アンティークチセのページはこちら
現在は店舗販売に加えて、ネットでもアンティーク雑貨、家具を販売しています。お店のアンティークたちは、cubeチセの完成住宅公開時もディスプレイとして使用していますが、気に入られたらそのまま施主様がご購入されることも。
ヨーロッパで得たものがこうして形になり、お客様がこれから過ごす家でインテリアの部分でも関わり、喜んでいただけることが何よりうれしいです。
cubeチセ設立へ
2005年「世界でたったひとつの家」をコンセプトに株式会社cubeチセは誕生しました。ヨーロッパのカントリーテイストを中心にしつつ、建て主のご要望をしっかり伺って丁寧に、自由設計の注文住宅を建てる方針は設立当時から変わりません。
創業と同時に十勝2×4協会にも加入し、協会が実施する定期的なフレーミング検定や気密測定を受けて施工品質の向上も実現できました。
設立当時にはさまざまな課題もありました。今ではチセならではの特徴の1つとなった無垢のパイン材を使用した床や手摺子も帯広では内装で現しになる木材をオイルで仕上げるという前例がなかったため、家具屋さんからオイルを購入し、一つひとつ丁寧に職人さんたちが塗るところから始まりました。
今のようにネットで気軽になんでも買えるというわけではなかったので、家具や造作のドアにつける取っ手や、家に合うカーテンなどをお客様と一緒に探し回ることも度々。ですがそうして完成した家は嬉しいことにたくさんのお褒めの言葉をいただき、また年月が経っても我が家が一番と思っていただけるお家となっているようです。
それ以来、当社はお客様に恵まれてたくさんの家づくりをさせていただいております。ヨーロピアンカントリー調のデザインやアスファルトシングルの屋根、モルタルの壁など外観的な特徴や無垢材を使用した内装、オーダーで家主に合うよう作られたキッチンなどは今でも人気のチセらしさに溢れる仕様です。
ちなみにcubeチセといえばヨーロピアンカントリーというイメージを思い浮かべるかもしれませんが、モダン系、北欧系など、様々なデザインの住宅も多数施工しています。
長く住む家だから一度で大満足の仕上がりに。お客様のこだわりをカタチにするのが私たちの仕事。cubeチセだからできる「世界でたったひとつの家」が、いつまでもお客様の大好きな家であってほしい。それが私たちの願いです。
こちらのページもぜひご覧ください。